第4回 お魚はおいしく、残さず、かたよらず

 世界中でお魚の種類は約3万種といわれます。日本近海で約4000種。それに対して日本の市場で流通しているお魚の種類は、御研究をされている先生方の調査では約300種だそうです。

 では、鮮魚店やスーパーの鮮魚コーナーに並ぶお魚の種類はどれくらいなのでしょうか? 実はわずかに30種くらいなのだそうです。

 仮に、その30種のお魚だけを私たちが食べつづけたとしたら、それらの魚種は数がどんどん減ってしまいます。生態系のバランスも崩れてしまうかもしれません。

 実際に漁場や市場を見せていただくと、せっかく漁獲されてもお魚には商品にならない魚・貝類が実に多いことに驚きます。ですから、特定の魚種ばかりではなく、いろいろなお魚を余さずおいしくいただくということが大事だと思います。

――最後に、これからぜひやってみたいということはありますか。

「しんかい6500」に乗りたいでギョざいます!

 JAMSTEC(海洋研究開発機構)のみなさまも「機会があれば」とおっしゃってくださっているので、ぜひとも一度は深海のお魚さんたちに会いに連れていっていただきたいです!

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おわり

※第1回に掲載したお魚クイズの正解は「ギンザメ」でした。

さかなクン

東京都出身。東京海洋大学客員准教授。魚について膨大な知識と豊富な経験をもち、「ギョギョ!」が口癖の明るいキャラクターにより、子どもからお茶の間まで人気を誇る「お魚らいふ・コーディネーター」。2010年には絶滅したと考えられていたクニマスの再発見に貢献した。NHK総合「ごきげん歌謡笑劇団」、TBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」(火曜日)にレギュラー出演中。イラストレーターやコラムニストとしても活躍し、多数の連載を抱える。『さかなクンと中村征夫の海のおさかな大百科〈1〉サンゴの海のかわいいさかな』(新日本出版社)、『おしえて! さかなクン』 全3巻(角川つばさ文庫)など、多数の著書がある。「さかなクンオフィシャルホームページ」http://www.sakanakun.com/


高橋盛男(たかはし もりお)

1957年、新潟県生まれ。フリーランスライター。自動車専門誌の編集を手がけたのちフリーライターに。JR東日本新幹線車内誌「トランヴェール」、プレジデント社「プレジデント」「プレジデントファミリー」などに執筆。