第4回 お魚はおいしく、残さず、かたよらず

 2048年には、食卓からお魚が消えるという学説まであります。乱獲、環境破壊、地球温暖化や異常気象が続くと、それもありえるかもしれません。

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 それに、サンマやアユのように1年で成魚になるお魚もいれば、成長に長い時間がかかるお魚もいます。たとえば、深い海底にくらし、ゆっくり成長するキチジ(キンキ)やアコウダイの仲間などは、寿命が80年から100年といわれます。水温のひくーい深海では、それだけ成長にも時間がかかるのですね!

 乱獲や環境の破壊がつづくと、お魚が姿を消してしまうかもしれません。

――魚を捕り過ぎないようにしなければいけないわけですね。

 漁師さんの魚網の目合い拡大(網の目を大きくする)の取り組みが各地で進められています。網の目を大きくすることによって、小さいお魚がすり抜けられるようにしようというものです。

 そうすれば、稚魚や幼魚を一緒にとってしまうこと(混獲)をふせげます。さらに大小のお魚を選別する時間も少なくできます。お魚の大きさもそろうから、市場でのセリ値も上がるということです!

 また、それぞれのお魚や水産物の産卵期などにあわせて禁漁期間や禁漁区を設定されていらっしゃいます。素晴らしいです。漁師さん、研究者の先生方の貴重な取り組み、工夫を守っていくことがとっても大事だと思います。

――魚を食べる側、つまり私たちにもできる資源の保護法はありますか。