第3回 日本の海でシーラカンスに会いたい

 よく聞かれますが、どこの海を潜ってもおもしろいです。

 東京湾も、場所によってはまだ海底にヘドロが堆積しています。そういうところでも、よ~く眼をこらすと、スジハゼがいたりするんです。エラ呼吸がものすギョく速くて、少ない溶存酸素を少しでも吸収しようと、懸命に息をしている。

「スジハゼちゃん! こんなににごってヘドロのかぶった海の底でもがんばってくらしているんだっ!」。過酷な環境下でも懸命に生きている生き物の姿に感動します。

――気になっている魚、見たいと憧れている魚はいますか。

イシガキフグ。(画像クリックで拡大)

 気になるお魚。会ってみたいお魚は、数え切れないでギョざいます。そんな中でも、イシガキフグが大好きなので、イシガキフグの赤ちゃんに会ってみたいですね。稚魚や幼魚は、表層でくらしているそうです。今までで出会った、一番小さいイシガキフグは23センチ。漁師さんと一緒に沖で船の上でひっぱる定置網の中で泳ぐ姿を見られたときは「ギョギョー! うれしーっ♪」と、そのまま網の中に飛び込みそうになりました(笑)。

イシガキフグは表情豊か。(画像クリックで拡大)