第2回 危機一髪! ウミガメ救出大作戦

 岡崎さんは、昔、マグロ船に乗っていて、そのときに出会ったタイマイを、船の船員さん用の浴槽で飼っていたそうなのです。そのときのことを思い出して、急にタイマイが愛おしく思えたんですね。

「よかったー!」と思ったのもつかの間、このタイマイちゃんにビックリなことが!

――えっ? どうしたんですか。まだ何かあったんですか。

 そのとき、偶然5、6人の海洋学を学ばれているという学生が来られました。

 一人が、カメの甲羅につくフジツボの研究をされているそうで、「タイマイのフジツボを取らせてください!」と、金槌とノミのようなものを取り出したんです。で、もう一人は、「このカメに標識タグをつけます」というのですよ!!

「ちょっと待って! このタイマイはやっと息を吹き返したばかりなんですから」とあわててことわりまして、ダイビングの師匠である成田均さんのショップで、あたたかいお部屋でおあずかりいただき、どんどん元気をとり戻してくれました!

――大変な騒動ですね。

 すると成田さんがおっしゃいました。

「さかなクン、この子は俺、昨日海の中で会ったぞ」