3 ふたをせずに中火で3分ほど沸騰させ、甘酸っぱい香りが立ち込めてきたら火を止める。

4 冷めたら、ミキサーにサッとかけ、ざるで濾す。

5 水差し瓶に入れ、砂糖を入れてかき混ぜ、氷を入れれば、熱帯の暑さを吹き飛ばす逸品のできあがり!

 ゆでなくてもジュースは作れるのだが、一度ゆでることによって酸味がやわらぎ、なめらかで濃密な味になるようだ。
 飲んでみると、やっぱり、いつものサッパリとした酸味と石細胞*のざらざらとしたのどごしの感覚がなんともいえません。今回のカスジュースは、これまで飲んできたものよりも、香りが一段と好かったです。味は、ふつうのグアバと熟れていない洋ナシをブレンドしたような味というのが近いかもしれません。

 ムシ暑さが残る夕暮れ時、仕事帰りの乾いたのどへ「ようこそ」。歓迎の潤いです。

 さて、次回は残りの二つのメニュー、「ぺヒバジェ」「タマル・アサド」をつくりますよー。お楽しみに!

*石細胞=ナシの果実などに含まれる硬い細胞で、ざらざら食感をもたらす。

メレンダ千春

海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。

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