番外編  西田賢司のコスタリカおやつレポート(その1)

ジュースにする熟れたカスの実。熟れるにつれ、黄色っぽくなる。柔らかくなっていて、グアバのような香りがします。人間以外に、ショウジョウバエなどの昆虫たちもこの香りには大喜び。

 「西田さん、今度は現地でしか食べられないようなフレッシュなおやつを“番外編”でレポートしてくださいよ」

 東京のおやつ部長からメールが届いた。つい先日、スナック菓子などのおやつをたっぷり送ったばかりなのに、今度は現地レポートの指令。「がぼん!」
 まあ、普段ぼくは現地のおやつを食べないから、この機会に「探検」してみるのもいいか。おやつ部長は、ぼくの連載「コスタリカ昆虫中心生活」の編集担当者だという義理もあるし。

わかりました。やりましょう!

デイジーさん。写真嫌いなのでちらっとだけ。

 とは言ったものの、ぼくはコスタリカのおやつを作れないので、誰かにつくってもらうしかない。そこで頼んでみたのが、コスタリカの北西にある熱帯雨林のアレナル火山国立公園の近くに住むデイジーさん。ぼくの知り合いのコスタリカ人のなかでも、料理が上手でレパートリーも豊富な、農家の明るいお母さん。おやつ作りのお願い電話をかけてみたところ、ふたつ返事で引き受けてくれた。ありがとうございます!

 さて、何を作ってもらおう? 日本のみなさんにはもちろんのこと、周りの中南米の国々でもなじみのない、コスタリカ特有のおやつ・・・・・・。