第19回  謎のおやつ宅急便届く、の巻 前編

「ユカ(Yuca)」というのがキャッサバのこと(写真クリックで拡大)

 次に「これも、中米っぽいなあ!」と手に取ったのが、キャッサバチップス。キャッサバという低木の根(イモ)を、チップスにしたものだ。ちなみに、このキャッサバから作ったでんぷんが「タピオカ」。アジアンデザートの定番食材タピオカパール(球状のタピオカ)は、粉状にする前段階のでんぷんを機械で球状にまるめたものだ。

 キャッサバは、アフリカ、アジア、中南米と広く熱帯で栽培され世界の主要穀物の一つなのだけど、原種の起源となる地域はまだ不明というミステリアスな食材。ただ、中米もしくは南米北部に起源があると見られているらしい。

 口にしてみると、素朴なポテトチップスの趣き。中南米を舞台にした映画を見ながらカウチポテトするなら、キャッサバチップスで決まりかも。

 びっくりしたのが、バナナチップスやキャッサバチップスの袋に記してあった「トランス脂肪酸0」の表示。このところ、悪玉コレステロールを増加させるなどの理由で、アメリカを中心に各国で「トランス脂肪酸追放運動」がさかんになってきている。アメリカでは、加工食品はトランス脂肪酸の含有量を表示するよう義務付けられているけど、コスタリカのお菓子にまでこんな表示があるなんて!

 こうした袋菓子がアメリカにも輸出されるからこんな表示があるのか、コスタリカの人もトランス脂肪酸を気にするのか、ちょっと知りたい気も。(西田さん、もしご存知でしたら教えてください!)