第19回  謎のおやつ宅急便届く、の巻 前編

 「昨日さ、こんな箱が編集部に届いたんだよね」

 ある日の午後本部を訪れると、おやつ部長がいきなり、両手でようやく抱えられるぐらいの段ボール箱を持って来た。

 「Webナショジオで『コスタリカ昆虫中心生活』を連載してくれている、コスタリカ在住の昆虫学者・西田賢司さんが、どうやらおやつを送ってくれたみたいなんだ」

 コスタリカのおやつ! そこそこ長い人生ですが、一度も出会ったことがありません(ちなみに『昆虫中心生活』をまだご覧いただいていない読者の方。コスタリカは中米にある、四国と九州を合わせたぐらいの大きさの国です)

 わくわくしながら、びりびりと封を切って段ボール箱を開ける。
 すると、出てくること、出てくること! 約20点もの袋菓子が、ぎっしり詰まっていた。