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ナショナル ジオグラフィック日本版 2011年10月号

太古の地球温暖化

Photograph by John Stanmeyer

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  • カナダ・バフィン島で、イヌイットのジョニー・イサルクが、米国サウスカロライナ州の湿地を撮影した写真を掲げる。5600万年前、この辺りには写真のような風景が広がり、夏の北極海の水温は23℃もあった。
  • 地層が語る天変地異 | 古海洋学者のジェームズ・ザコスが持っているのは、太平洋の海底から採取した堆積物のコアサンプルのレプリカ。色の違いは、PETM初期の5600万年前に急激な変化が起きたことを示す。白いプランクトンの殻が突然姿を消し、地層が赤に変わる。大気中に急増したCO2が海水に溶け込んだため、海が酸性化し、プランクトンの殻が溶解したのだと、ザコスは語る。
  • 一時的な小型化 | ビッグホーン盆地で見つかった葉の化石には多くの穴が開いていた(写真)。PETMにCO2の増加と温暖化が進み、昆虫が活発化した証拠だ。また、一部の哺乳類は小型化することで環境の変化に適応した。例えば、ウマの仲間は、頸骨の長さが10センチほどになった。必要とあれば、進化は急速に進むと、古脊椎動物学者フィリップ・ギングリッチは言う。数百万年後の、始新世のウマの化石は、PETMのものとほぼ同じ形態だが、1.5倍ほどの大きさになっている。
  • 一時的な小型化 | PETMには、一部の哺乳類は小型化することで環境の変化に適応した。例えば、ウマの仲間は、頸骨の長さが10センチほどになった。必要とあれば、進化は急速に進むと、古脊椎動物学者フィリップ・ギングリッチは言う。数百万年後の、始新世のウマの化石(写真)は、PETMのものとほぼ同じ形態だが、1.5倍ほどの大きさになっている。
  • ビッグホーン盆地に広がる赤土の地層は、5600万年前に急激な温暖化が起きた証拠だ。それ以前には、沼地が広がり、米国南東部のオーキフェノーキー湿地にいるワニ(写真)によく似た爬虫類が生息していた。しかし、そうした沼は温暖化により干上がった。
  • CO2を排出する、英国の石炭火力発電所。5600万年前に大気中の炭素が急増した原因は不明だが、自然現象だった。だが今は、人間が当時をはるかに上回る勢いで、同じ状況を作り出している。海や森はCO2を吸収するが、現在のCO2排出ペースにはとても追い付かない。
  • 米国アメリカン・エレクトリック・パワー社の発電所。温暖化防止策の一つとしてCO2回収・貯留技術の実証実験を行ってきたが、コストが高いため、政府がCO2排出規制を導入するまでプロジェクトは凍結された。

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