第4回 系外惑星探査の大革命が進行中!

「すばる棟」にすばる望遠鏡のあるハワイ用と日本用の時計が壁に並べてかけられていた。
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 ここまであえて書いてこなかったのだが、今年2011年は、太陽系外惑星探査の「第二の革命」の年かもしれない。田村さんは、そう感じている。

 第一の革命は、もちろん1995年、最初の系外惑星が発見されたこと。

 そして、第二の革命は、2010年までに見つかった系外惑星候補が500あまりだったのに対して、2011年だけで1200を超える新候補が見つかったこと。

 残念ながら、すばる望遠鏡での発見ではない。アメリカが打ち上げた系外惑星探査専用の宇宙望遠鏡、「ケプラー衛星」が、2009年の初観測から最初の4カ月間分のデータをまとめて発表したことによる。2010年までの系外惑星候補数と並べて描いてみると、その突出ぶりがよく分かる。

棒グラフは年ごとに発見された系外惑星の個数。黒バックに点が打たれた画像は、ケプラー衛星の視野における系外惑星の位置を示している(点の色は惑星のタイプ。青が地球サイズ、緑がスーパーアースサイズ、オレンジが海王星サイズ、赤が木星以上の巨大惑星サイズ)。ケプラー衛星による今年の発見がいかに革命的か、一目瞭然だろう。(画像提供:国立天文台 (c)NASA)(画像クリックで拡大)
棒グラフは年ごとに発見された系外惑星の個数。黒バックに点が打たれた画像は、ケプラー衛星の視野における系外惑星の位置を示している(点の色は惑星のタイプ。青が地球サイズ、緑がスーパーアースサイズ、オレンジが海王星サイズ、赤が木星以上の巨大惑星サイズ)。ケプラー衛星による今年の発見がいかに革命的か、一目瞭然だろう。(画像提供:国立天文台 (c)NASA)(画像クリックで拡大)