「カフェではメニューに載っていることもありますが、現地のレストランで出てくるようなお菓子ではないんですね。でも、うちでは“これぞニュージーランド”というお菓子をデザートに出したかったので、迷うことなくこれをメニューに取り入れたんですよ」

 実はパブロバは、オーストラリアでもポピュラーなお菓子で、どちらが元祖かについて論争があるらしい。

 「でも、最近、ニュージーランドが本家本元だという資料が出てきたんです」とタカハシさんが説明する。

 大使館勤めの人など、ニュージーランド人のお客さんも多いというこのレストラン。懐かしいパブロバは、とっても人気があるそうだ。

 ニュージーランドの家庭ではホールケーキ・サイズのメレンゲを焼いてパブロバの土台にするそうだが、それでは、切り分けるときにぐずぐずに崩れてしまう。そこは、レストランならではのこだわり。見た目も美しく、おいしそうなパブロバをお客さんに出すために、1人前サイズの小さなメレンゲを焼いて、それを土台にしているという。

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