「ティム・ホートン」というのはカナダの花形スポーツ、アイスホッケーのスター選手の名前。1964年に彼がカナダ中東部に位置するオンタリオ州ハミルトンに開いた、自分の名前を冠したドーナッツ屋がこのチェーンの始まりだ。74年にホートン氏が自動車事故で亡くなったときには40店規模のチェーンだったけれど、その後拡大を続け、今やカナダ国内にマクドナルドの倍以上、3000軒を超えるお店があるという。
 一説によると、世界で最も一国民当たりのドーナッツ店数が多いのが、カナダなんだそう。

 「うちの家ではそんなことなかったけど、小さい頃友達の家に行ったら、朝から『ティム・ホートンズ』のドーナッツを食べてたなんてこともあったよ」とジェイミーさん。
 コーヒーも人気で、カナダの街をちょっと歩けば、「ティム・ホートンズ」のロゴ入りカップを持った人に出くわすという。

 ドーナッツと言えばアメリカのものと思っていただけに、新鮮な驚き。

 ちょうど、ジェイミーさんがカナダに出張に行くというので、「『ティム・ホートンズ』のドーナッツを買ってきてもらえます?」とお願いした。

つづく(次回、「ティム・ホートンズ」を食べてみた)

「ティム・ホートンズ」のパッケージ。英語とフランス語が公用語のカナダらしく、両方の言葉でキャッチフレーズが書いてある
「ティム・ホートンズ」のドーナッツ。どんな味だったかは次回リポートします!
「ティム・ホートンズ」では、「ティムビッツ」と呼ばれるこんな小さなドーナッツもポピュラーらしい。1976年に登場して以来大人気で、今では35種類以上のティムビッツがあるのだそう。別のドーナッツチェーンでも見かけるタイプだけど、カナダの人はきっと本当にドーナッツが好きなんですね(冒頭の写真はティムビッツのパッケージ)

ティム・ホートンズ
ホームページ(カナダ版・英語):http://www.timhortons.com/ca/en/index.html

メレンダ千春

海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。

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