――椎名さんはなぜあやしい探検隊を結成されたのですか?

 スウェン・ヘディンの『さまよえる湖』を読んだ子どものときに、探検家という人たちがいるということをはじめて知って、発明家とか大統領とかにあこがれるように、探検家に憧れてたんです。でも、なかなか正式な探検家になれないから、あやしい探検隊を作ったわけ。ぼくが正式な探検家としていったのは、それこそ『さまよえる湖』に出てくるロプノールを目指した楼蘭・タクラマカン探検隊だけです。

――今回も海辺のキャンプにお邪魔しましたけれど、あやしい探検隊はずっと活動しているんですか?

 まだ作家になる前のサラリーマン時代に結成して、いろんなところでキャンプをして遊んだのが始まりですね。メンバーは学生時代から親しかった木村晋介とか沢野ひとしとか、そのときの友人が中心で、いわばこれが第1次。1960年代から遊んでました。

この連載の前回の
記事を見る

この連載の次の
記事を見る