「日出」のパイナップルケーキ。箱の中身はこんな感じ。酸味がしっかりした餡で美味しい!(写真クリックで拡大)

 袋を開けると、小ぶりのまんまるケーキが出てきた。割ってみると、繊維質なパイナップルの果実感あふれた餡が出てきて、「食べて食べて」と誘われているよう。食べましょうとも!

 実は、かつてパイナップルケーキはその名前に反して、安価で舌触りのなめらかな餡ができる冬瓜が原料に使われることが多かったのだという。それが、最近になって100%ホンモノのパイナップルを使った餡を用いたケーキが続々と登場し、人気を博しているのだとか。今回、買ってきてもらったケーキは、台中の「日出」(リーチュー)というお店のもの。ここは、「100%餡」の元祖とも言われる有名店だ。

 なんてことに考えを巡らしているうちに、ぐるめ隊員、既にケーキにかぶりついてました。「生地はしっとり、こっくりですね。それで中の餡は…甘酸っぱい! これは美味しい」
 「餡の色が、これまでお土産にもらったものより濃いなぁ。でも、味は意外にさっぱり。生地にチーズが入っているところが好き」とは、隊一番の元気娘、マリ隊員。おお、ご明察。「日出」はもともと、チーズケーキで有名なお店なのだ。
 おやつ部長からも、美味しいとのお墨付き。ああ、よかった。持ち帰った甲斐がありました。

 実は、もう1つ、台中から買ってきてもらったお菓子があった。「太陽餅(タイヤンビン)」だ。今では台北にもこれを売るお店があるそうだけど、もとは台中名物。薄い生地を幾重にも重ねて中に白い餡を入れたお菓子だ。

この連載の前回の
記事を見る

この連載の次の
記事を見る