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ナショナル ジオグラフィック日本版 2011年9月号

鳥になりたい

Photograph by Fabrice Coffrini, AFP/Getty Images

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  • 2008年、スイス人のイブ・ロッシーは自ら設計したジェットエンジン付きの翼を装着し、スイス南西部のベックス上空を飛んだ。
  • 危険と隣り合わせ | 2010年4月、オーストラリア人のジム・ミッチェルが「ウイングスーツ」を着て、カナダ北東部のバフィン島にあるオタワ峰からジャンプした。数週間後、彼は近くにある別の山から飛び、コントロールを失って死亡した。
  • 鳥の視点 | ケニアのチャルビ砂漠で、写真家ジョージ・スタインメッツが動力付きのパラグライダーで飛びながら同僚を撮影した。「こいつを使うと、ほかの方法では不可能なアングルで撮影できるんだ」
  • 限界への挑戦 | 試作したウイングスーツを着て滑空するジェブ・コーリス。究極の目標は、パラシュートを使わずに地上に降りることだと語る。「それが僕にとっての最高の夢さ」
  • 鳥のように空を飛びたいという人間の願いは、幾多の悲劇を生んできた。ギリシャ神話では、イカロスの痛ましい最期が語られ(上)、アラビアの詩人は、9世紀の発明家アッバース・イブン・フィルナスの墜落事故を歌った。中世英国の修道士アイルマーは、自作の翼を着けて修道院の屋根から飛び降り、脚が不自由になった。だが技術が発達した今、鳥のように空を飛ぶ夢はこれまでになく実現に近づいている。
  • 1480年代 | レオナルド・ダ・ヴィンチが描いた飛行装置の一つ、「空気ねじ」。現代のヘリコプターの回転翼を思わせるデザインだ。
  • 1783年 | フランスのパリで、熱気球による有人飛行が成功した。発明者は、炎に舞い上がる紙(下着という説もある)に着想を得たと言われている。
  • 1891~96年 | ドイツ人技師のオットー・リリエンタールが、ハンググライダーでおよそ2000回ものテスト飛行を行う。最後に彼は墜落死した。
  • 1900~11年 | ライト兄弟が飛行機を開発する傍ら、グライダーを改良。1911年に弟のオービルが作った試作機は、10分近くも滑空を続け、無動力飛行の最長飛行記録を樹立した。
  • 1935年 | “鳥人間”のクレム・ソーンが、キャンバス地の翼を着けて高さ3000メートルからジャンプし、75秒間風に乗った。彼は2年後、パラシュートの事故により観客の前で死亡した。
  • 1948年 | 宇宙航空学者のフランシス・ロガロとその妻が、柔軟な翼を備えたパラグライダーを発明。本来は宇宙カプセルの回収用に開発されたが、後に、人が空を飛んで楽しむために使われるようになった。
  • 1955年 | 本体の下部に2基の回転翼を備えた「フライング・プラットフォーム」。体を傾けて方向転換する。米軍用に開発されたが、安定性に欠けるため実用化されなかった。
  • 1956年 | 米陸軍がデラックナー社に、一人乗りヘリコプター「エアロサイクル」を12台発注。テストパイロットは、回転翼がむき出しで危険だと評した。
  • 1961年 | ベル・エアロスペース社の技術者ハロルド・グラハムが、過酸化水素を燃料とする「ロケットベルト」を装着し、13秒間飛行した。
  • 1970~83年 | ジェットエンジンを搭載したウィリアムズ社の飛行装置。飛行には成功したものの、軍需市場では売れなかった。数年後、『ニューヨーク・タイムズ』紙はこれを「空飛ぶゴミ箱」と呼んだ。
  • 1977年 | 合成繊維の翼を備えた人力飛行機「ゴッサマー・コンドル号」が水平8の字飛行に成功。操縦者は必死にペダルをこいだ。
  • 1990年代 | フランスのスカイダイバー、パトリック・ド・ガヤルドンが、ナイロン製のウイングスーツを着て飛行。だが1998年、彼は改良型のスーツでテスト飛行をしている際に事故死した。
  • 2008年 | マーティン・エアクラフト社が2基の回転翼を搭載した「ジェットパック」のテスト飛行を実施し、一般販売する計画を発表した。航続時間は30分、価格は約800万円だ。
  • 2010年 | NASAが一人乗りの小型飛行機「パフィン」の構想を発表。重量135キロのこの“空飛ぶ宇宙服”は、直立の姿勢で離陸し、飛行中は水平になる。
  • 自ら開発した小型ジェットエンジンを搭載した翼を背中に装着し、スイス人のイブ・ロッシーが飛ぶ。

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