「何でこうなっているんだ」「どうすればこんなになるんだ」という、わくわくドキドキする不思議が地球上にはいっぱいあって、でも知ろうと思って一生かけても、たぶん地球も宇宙もその何%も知ることができない。

 地球や宇宙や生きものたちのことを知るのに、人間の寿命は短すぎる。そう思うと、何をくよくよ悩んでいるんだ、そんな暇なんかないだろうという気になってくるんです。

――前の話に出た「宇宙タイム」もそういう時間?

 そうです。気分がふさぎかけたときに、気持ちを前向きにスイッチする時間。

――生きものに出会うこと、旅をすること、どちらも新しいさまざまな興味を喚起しますね。

 セドナで見た空。現地にいたのはたった1日でしたけれど、空が広いということを生まれて初めて実感したのは、あのときかもしれないですね。

 吹いてくる風が「オマエは大丈夫だ」という地球のメッセージを届けてくれているように感じました。

この連載の前回の
記事を見る