海底に降りると、生きものを寄せるためにエサを置くんですが、ヨロイソコダラの仲間がたくさん来てくれました。ほかに、目も何もないやつもいれば、大きい目の魚もいたり。

 感激したのは、憧れのエボシナマコ、ユメナマコに会えたことです。

――エボシナマコは体に長い突起のあるナマコ、ユメナマコは赤くて、エラで泳ぐ変なナマコですよね。

 びっくりしたのは、エボシナマコのでかさ。図鑑で見て思っていたより、メチャメチャでかい! 50cmくらいはありました。

 エボシナマコ、「仮面ライダーかよ」っていうフォルムがすごい好きだったんですが、頭の突起が思ったより前に突き出ていて、イメージの違いに「ひぇっ」て感じ。

(写真クリックで拡大)

 図鑑だけではわからない、実物を見ることの衝撃。1秒ごとに人生観変わりまくりでした(笑)。

 で、感動しまくって海の上に上がってきたら、ソコダラが一匹「しんかい」のスクリューに巻き込まれて死んでたんです。そのソコダラは、海底でずっと私たちの後をついてきた子なんです。かわいそうだったけど、5000メートルからずっとついてきてくれたんだと思ったら、愛おしくなりました。

――深海の生きものには、いつから興味を持ち始めたんですか。

 小学生のころからです。私、図鑑が友達だったんです。

――では、次はそこを伺いましょう。

つづく

中川翔子(なかがわ しょうこ)

マルチタレント。1985年、東京都生まれ。2001年、グラビアアイドルとしてデビュー。その後、歌手や声優、マンガ、司会など、活動の幅をマルチに広げている。キモスな生きものも満載!?の『しょこたん♡ぶろぐ』は圧倒的な人気を誇り、書籍化もされている。J-WAVE『DoCoMo 東京REMIX族』の「スカシカシパン情報局」では、毎回奇妙な生きものを紹介。また、TBS『飛び出せ!科学くん』、日本テレビ『世界!弾丸トラベラー』など、宇宙、深海、生きもの、旅などに関するテレビ番組にもレギュラー出演中。14thシングル「つよがり」が好評発売中。『中川翔子公式サイト しょこたんねっと』『しょこたん♡ぶろぐ』『中川翔子オフィシャルサイト しょこ☆たいむ』


高橋盛男(たかはし もりお)

フリーランスライター。1957年新潟県生まれ。自動車専門誌の編集を手がけたのちフリーライターに。JR東日本新幹線車内誌「トランヴェール」、プレジデント社「プレジデント」「プレジデントファミリー」などに執筆。

この連載の前回の
記事を見る

この連載の次の
記事を見る