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南アフリカ共和国で見つかった『セディバ猿人』の化石。人類の起源を解く鍵となるか。

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猿人か ヒトの祖先か

南アフリカ共和国で見つかった『セディバ猿人』の化石。人類の起源を解く鍵となるか。

文=ジョシュ・フィッシュマン 写真=ブレント・スタートン 復元模型=ジョン・ガーチー

 200万年前、アフリカ南部の洞窟へと通じる穴に、ある生き物が落ちた。その生き物は外に出ようと試みたかもしれないが、結局、その洞窟で息絶えることとなる。そして、長い年月の後、化石となって発見された。

 南アフリカ・ウィットウォータースランド大学の古人類学者リー・バーガーは、この化石が新種の猿人のものであるとし、「アウストラロピテクス・セディバ」と名付けた。セディバ猿人は、アウストラロピテクス属とホモ属(ヒト属)の双方の身体的特徴をあわせもっている。小さな脳や長くて高い頬骨、長い上肢などはアウストラロピテクス属に、小さめの歯や横に張り出していない腰部、長い下肢などはヒト属に近い。こうした身体的特徴から、バーガー率いる研究チームは、セディバ猿人が二つの属の中間的な存在だったのではないかと考えている。猿人からヒトへの進化、その過程を解明する上で、セディバ猿人の化石が重要なカギを握っているのかもしれない。

編集者から

 マラパ洞窟の研究チームは、セディバ猿人がホモ属の直接の祖先であると主張し、古人類学の定説に真っ向勝負を挑みます。ただ、セディバ猿人の位置付けは、昨年の論文発表以来、世界中の古人類学者たちの間で物議を醸しているようです。進化の道筋を探ることの難しさと、「もしかするとセディバが人類の祖先かもしれない」と想像する“夢”を同時に感じさせられる特集です。(編集M.N)

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