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ナショナル ジオグラフィック日本版 2011年8月号

ロボットと人間の未来

Photograph by Vincent J. Musi

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  • 部分的に組み立てられた状態のジョーイ・ケイオス。ロボット研究者デヴィッド・ハンソンの作った「トーキングヘッズ」と呼ばれるシリーズの一つだ。トーキングヘッズは、頭と肩の部分からなるロボットで、身体的な特徴と認知能力の両面からリアルさを追求した作りになっている。ハンソンは、生物学にヒントを得て「フラッバー」と呼ばれる皮膚素材を開発した。フラッバーを付けたロボットは、不気味なほど人間らしい見た目になる。最新の会話プログラムを搭載したトーキングヘッズたちは、人間と言葉を交わすこともできる。Web限定
  • ダラス郊外の作業所で、作り物の胴体や手足に囲まれて座るアマンダ・ハンソン。夫でロボット研究者のデヴィッド・ハンソンは、言葉を話す非常にリアルなアンドロイドを作っており、中にはアマンダ自身にそっくりな作品もある。作業台に置かれているのは、ミュージシャンのデヴィッド・バーンとのコラボレーションで製作した歌うロボットの体の一部で、中央にはSF作家フィリップ・K・ディックをモデルに作られたアンドロイドの頭部も見える。Web限定
  • 片足をもう一方の足の前に出すというのは、子どもでもできる単純な動きだ。だが、この二足歩行の動きを機械がまねるのは非常に難しい。ロボットをよりなめらかに歩かせるため、ドイツのダルムシュタット工科大学とフリードリヒ・シラー大学イェーナの技術者たちは、バイオバイプド1号に機械仕掛けの骨、関節、筋肉、腱を取り付けた。Web限定
  • フワフワとしてかわいらしいアザラシ・ロボット「パロ」の周りに集まる一家。パロは、日本のロボット研究者が認知症患者の心を癒すために製作したものだが、この家ではバーチャル・ペットとしてかわいがられているようだ。パロはセンサーで人々の存在を認識し、触れられると体をくねらせたり、アザラシのような鳴き声を上げるほか、電子頭脳で人から教えられた言葉を学び、音と動きで反応する。ただし、こうしたロボットと一緒に時間を過ごすと現実の人々との交流が減り、認知症の人々がさらに社会から遠ざかってしまうのではないかと危惧する人もいる。Web限定
  • マサチューセッツ工科大学のパーソナル・ロボティクス・グループが開発したハガブル・ロボット(抱きしめたくなるロボットの意)。普段は、後ろに見えているフワフワの毛皮がかぶせられている。ロボットの体には1500個のセンサーが組み込まれていて、人間と様々なやりとりができる。ハガブル・ロボットは現在、「テレプレゼンス・ロボット」としての能力を試している最中だ。テレプレゼンス・ロボットとは、遠距離通信によって体が反応するロボットで、たとえば発信側にいる人間の動きをそのまままねできる。この他、自閉症の子どもたちの治療に役立てる研究も進められている。人間との接触は苦手でも、ロボットとのやりとりは楽しめる子どもたちもいるのだ。Web限定
  • 大阪大学のロボット工学者、石黒浩教授は、自分そっくりのロボットを作った。人々がどのように反応するかを探るのが狙い。
  • 米国のハンソン・ロボティクス社が開発した対話型ロボット「ビナ48」と話をするニック・メイヤー。彼が運営している「ライフノート」というプロジェクトでは、実在の人物そっくりに作られたロボットに本人のデータを組み込み、永遠の命を与えられるか、研究中だ。
  • 米国カーネギーメロン大学で、より人間らしく見えるようにと改良を施される「アクトロイドDER」。
  • 韓国科学技術研究所のチームが開発した家事ロボット。右側には、トーストを焼くロボットと、それを運ぶエプロン姿のロボットがいる。左側のロボットは、野球帽をかぶった研究者の動作と連動して、家の中をうまく移動できるかテスト中だ。
  • 米国バージニア工科大学の自律型サッカー・ロボットたち。2010年に開催されたロボットのサッカー大会「ロボカップ」で活躍した。同大会の主催者は、人間の世界チャンピオンに勝てるロボットを、2050年までに“育成”したいと意気込む。
  • 大阪大学が開発した身長130センチの子どもロボット。人間の子どもと同じように、他人の行動を見たり、関わりを持つことで学習する。
  • あらゆる場面に対応するプログラムを組み込むことは困難なため、こうした学習するロボットの研究が盛んに行われている。
  • ドイツのビーレフェルト大学では、人間型ロボットの「BARTHOC」と2本のアームがコンピューターでつながれ、力を合わせて学習中。現在は、さまざまな果物をつかむ訓練をしていて、研究者たちはロボットの顔に向かって指示を出し、アームが実行する。
  • 米国カリフォルニア州のウィロー・ガレージ社が開発した研究用ロボット「PR2」。ここでは郵便物の配達をしているが、介護や家事など、用途に応じて簡単にプログラムを変更できる。PR2のように、人間の世界へと進出する次世代ロボットが次々と誕生している。
  • 米国ジョージア州のフォートベニング陸軍基地で訓練中の軍事ロボット。壁の後ろにいる兵士に制御されながら、銃を発砲し、手りゅう弾を投げる態勢に入っていた。近い将来、人間の指示なしに判断し、攻撃できるロボットが開発される可能性がある。

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