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ナショナル ジオグラフィック日本版 2011年8月号

森の精霊 スピリット・ベア

Photograph by Paul Nicklen

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  • 秋の産卵を控え、川をさかのぼるために滝の下に集まるカラフトマス(<i>Oncorhynchus gorbuscha</i>)の群れ。黒いクマもスピリット・ベアも、こうした流れの滞る場所にやってきて魚を捕る。Web限定
  • カラフトマスを尾まで食べ尽くすスピリット・ベア。魚がたっぷり捕れておなかがいっぱいだと頭と卵だけしか食べないが、空腹時には丸ごと一匹食べてしまう。Web限定
  • クマが食べ残し、森に捨てられたカラフトマス。こうした魚に含まれる窒素、リン酸塩、炭素などの栄養素は生態系に取り込まれ、ベイスギ、ベイトウヒ、アメリカツガといった木々、ひいてはその木々に生えるコケ類、地衣類、藻類、ゼニゴケ類を豊かに育む。Web限定
  • カナダのグレート・ベア・レインフォレストで、野リンゴを取ろうと木に登るスピリット・ベアの母グマ。Web限定
  • 太平洋に面したカナダ西部の温帯雨林には、白い毛をまとったアメリカクロクマがいる。「精霊のクマ(スピリット・ベア)」と地元の先住民たちが呼んで、古くから崇め、守ってきたクマだ。
  • スピリット・ベアは、ブリティッシュ・コロンビア州北部の太平洋沿岸に生息する。なかでも、太古のペトログリフが残るグリベル島(写真)とプリンセス・ロイヤル島に集中している。
  • カラフトマスをくわえて森の中へと戻っていく5歳の雄。このクマは、魚の腹を裂いて、卵だけを食べるのが好みのようだ。なかには、頭からしっぽまで残さず食べるクマもいる。
  • 冬の到来を前に、サケの卵をむさぼるスピリット・ベア。両親から劣性遺伝子を受け継ぐと、白い個体が生まれる。白いクマは、黒いクマほどサケを警戒させないので、日中は高い確率でサケを捕まえられるようだ。
  • 2頭の雄が、漁場をめぐって取っ組み合う。「クマはめったにけんかをしません」と、先住民の自然ガイド、ダグ・ニースロスは語る。「傷を負う可能性が高いので、クマはできるだけ争いを避けようとします」
  • 2頭の子がいる母グマが、リンゴ属のフスカの木に登り、小さくて酸っぱい実を採る。遡上してくるサケが少ない年、クマたちはベリー類やルピナスの根、イガイなどを探して食べる。
  • スピリット・ベアは極めて用心深いが、この若い雄は違うようだ。幾度となく茂みから出てきては魚を捕る。彼らの暮らす森には、オオカミやハクトウワシ、ハイイログマも生息している。
  • コケに覆われた古いベイスギの根元に、若いスピリット・ベアがぽつんと座っていた。クマたちは、こうした居心地のいい場所で、食後の休息を取ったり、昼寝をしたりする。
  • スピリット・ベアは、以前より手厚く保護されるようになった。ブリティッシュ・コロンビア州内で白いクマを射殺した者には、約830万円の罰金が科せられる。
  • スピリット・ベアの生息数は400~1000頭ほど。これまで生き残ってきたのは、彼らを聖なるクマと崇める先住民が、その存在を秘密にしていたからかもしれない。

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