
Photograph courtesy Jim Richardson
- 食の未来を守る(2011年7月号)
- 英国ヘブリディーズ諸島(2010年1月号)
- 星空をとりもどせ(2008年11月号)
- 食を支える土壌を救え(2008年9月号)
- 米国最後の大草原フリントヒルズ(2007年5月号)
- 欧州の辺境に息づくケルトの心(2006年4月号)
- グレートプレーンズ 米国の心の故郷(2004年5月号)
- 食品の安全性(2002年5月号)
- ダム撤去に揺れる米国のコロンビア川(2001年4月号)
- いざ大西部へ 開拓者たちの偉大な旅(2000年9月号)
- 火山セントへレンズ 大自然の復元力(2000年5月号)
- 自然災害と生きる(1998年7月号)
- スコットランド 古代の楽園(1998年6月号)
- 米コロラド州フロントレンジ(1996年11月号)
- 悠久の大地 スコットランド(1996年9月号)
1984年以来、『ナショナル ジオグラフィック』誌で20本以上の特集を担当してきた、米国のフォトジャーナリスト。姉妹誌である『ナショナル ジオグラフィック トラベラー』の撮影や執筆を行う外部編集者でもある。
リチャードソンが追っている大きなテーマの一つが、世界の食料と環境だ。2011年7月号の特集「食の未来を守る」をはじめ、「食品の安全性」(2002年5月号)、「食を支える土壌を救え」(2008年9月号)などを取材、撮影してきた。
そのほか、彼のルーツであるスコットランドやケルトの人々、米国の大草原フリントヒルズなど、あまり脚光を浴びることのない風景や文化に光を当てる取材を続けている。(左側に過去の特集へのリンクを掲載しています。特集ページの「フォトギャラリー」や「ズームイン」をクリックし、写真家の世界をお楽しみください)
撮影を始めたきっかけは、父親が持っていた中古のボックスカメラだった。米国カンザス州北部にある両親の農場を撮影し、郡のお祭り(County Fair)で展示した。
カンザス州立大学で心理学を学ぶが、1971年、その専攻を捨て、地元の新聞社の写真部でインターンとして働き始める。それから15年の間に、彼が撮った作品は『ライフ』誌や『タイム』誌、『スポーツ・イラストレイテッド』誌、『ニューヨーク・タイムズ』紙など数多くの出版物に掲載されるようになった。
1986年にフリーランスの写真家として独立、『ナショナル ジオグラフィック』誌を中心に撮影を続けている。カンザス州在住。