探検隊初のレストラン取材。しかも、お菓子作りをライブで見せてもらえるらしい。隊員全員、マックスに胸を膨らませて、某月某日、東京・目黒のイスラエル料理レストラン「ピンクカミラ」へ。東京に数軒しかないイスラエル料理店の1つだという。

 シェフは、イスラエル人のマルセロさん。イスラエルを中心として料理業界で20年以上のキャリアを持つシェフだ。ものすごく陽気で、話をしながら厨房で踊りださんばかりの勢い! お菓子が出来上がる前から楽しくなり、期待が高まってくる。

材料を前に、細かく作り方の説明をしてくれるマルセロさん

 さてさて。部長の“昔の彼女”は、クナフェというお菓子だという。
 バターとチーズとカダイフ(細い麺状の小麦粉生地)とピスタチオを使った、出来たてをいただくお菓子で、部長が食べたものは、これにオレンジ味のソースがかかっていたらしい。
 「クナフェには、色々なバリエーションがあるからね」と、マルセロさん。で、彼が作ってくれたのは、この“おやつ部長スペシャルバージョン”だ。

 「クナフェは、最終的にお菓子の形にする作業よりも、材料の下準備にものすごく時間がかかるんだよね~」
 ふむふむ。
 「例えば、このお菓子はチーズを使うんだけど、使用するチーズは砂糖水に漬けて24時間置かなきゃいけないんだ」

 え! もしかして、私たち、この店にお泊まりですか?

 「もちろん、皆さんのために、事前にちゃんと準備してあるよ。でも、作る手順もしっかり見たいでしょ。だから、今日は別に材料を用意したから、1から見てね」
 マルセロさん、いい人過ぎます。

 ボールに材料を入れグルグルとかき回し、厨房でフライパンを振りながら(そう、このお菓子、フライパンで作るのです)、イスラエル人シェフ自ら、丁寧に作り方を説明してくれる。え? 読者には作り方を教えてくれないのかって? まあまあ、お待ちください。

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