――海外旅行はアジアが中心で、あまり欧米へは行かれないようですね。なぜですか。

 この間行ったイタリアはおもしろかったけれど、あまり行かないですね。遠いし、飛行機代も高い(笑)。

 そもそもヨーロッパの美術や建築様式が、あまり好きになれないんです。学校(美大)で勉強していたから、もうお腹一杯って感じなんですよ。

 それよりアジアの文様とか、建築、仏像の造形とか、そういうもののほうがグッと来るんです。アフリカ系のアートが好きなので、今度はアフリカへ行きたいなと思っているんですが、子どもたちはますます嫌がるでしょうね(笑)。

――言葉はどうされているんですか。

 取材のときは、現地でガイドを雇います。英語もまったくしゃべれないので。専門的な話を聞くことも多いから、日常会話程度の会話力があってもだめなんですよ。

 一番いいのはオバさんのガイドですね。男のガイドはだめ。

――男のガイドはだめ?

 たとえば、その男のガイドが回教徒だと、女の人に話しかけられないとか、取材先の許諾がはっきりしないと動けないとか。

 以前、中国へ行ったとき、男のガイドに「何か甘い食べ物はない?」と聞いたら、彼は軍事に詳しいんだけど、しばらく考えて「中国に甘いものはありません」(笑)

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