最後は、この暑い季節にぴったりの、インドのアイスクリーム「クルフィ」。

 スキムミルクをベースとしたミックス粉には、ピスタチオとアーモンドが入っている。インドお菓子の定番香辛料のカルダモンも入ってます。お皿に出したてはカチカチだったのだけど、あまりの暑さにすぐ表面がとろりと溶け始める。

 「あ、でも少し溶けてくるぐらいが、美味しい!」とソフトクリーム好きのノッポ隊員。

 ケーキに入ったピスタチオは苦手なミカン隊員も、「いい感じのアクセントになってて、イケますね」と目が輝く。甘いけど、後味は結構さっぱり、香辛料がお腹も整えてくれそうな感じ。カンタンに作れるし、この夏、またリピートしたいです。

 さてさて。今回の手作りおやつ、念のため、出来上がりにとっても不安のあったナティージャについて、お店のクロサキさんに後日話をうかがう。曰く、「日本のプリンのイメージとは違いますね。結構硬めです」。ウイロウの硬さが正しいのかはわからないが、とりあえず、ホッ。

 すごく甘さ控えめだったんですが、それも正しい? 「それは違いますね~。現地のものは、すごく甘いですよ!」 どうやら現地風にするには、自分で黒糖をどっさり入れなきゃいけないらしい。「でも、甘過ぎて、日本人の口には合わないこともあるんですよね」って、クロサキさんが、優しいフォロー。今度作るときは、ちょっとだけ、黒糖を足してみよう。

 ちなみに、やっぱり出来上がりに不安が残ったピカロネスも、もっともっちり、普通のドーナッツのようじゃなくてよかったのだろうかと、ミックス粉の輸入元に聞いてみました。「それで大丈夫ですよ!」とうれしい太鼓判。よかった!!

 見知らぬ土地のお菓子は、作ってみないとわからないけれど、作ってみてもわからないことが続々出てくる、ということが今回判明。まさに、探検気分のおやつ作りでした。

黒糖が入っているので、ナティージャの粉は少し茶色味がかっている。右側の、スキムミルクなどから出来たクルフィミックスの白い粉と比べると、差が一目瞭然
生地には、小麦粉のほかサツマイモやカボチャの粉も入っているペルードーナッツ、ピカロネス。砂糖は入っていないので、シロップをかけなければ塩味スナックにも
コロンビアの黒糖プリン、ナティージャ。コーンスターチ、黒砂糖が主な材料。余ったペルードーナッツの黒糖シロップをかけたら、ほどよい甘さに。日本人には、これぐらいが丁度いいかも!
インドのアイスクリーム、クルフィ。手作りキットの箱の写真のクルフィには、ピスタチオが沢山入っていたので、ピスタチオを別に買って足してみました。風味が増して、大正解

メレンダ千春

海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。

この連載の前回の
記事を見る

この連載の次の
記事を見る