ポルトガル北部のペネダ・ジェレス国立公園では、原生の自然と人間社会が精妙に交じり合う。

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たった一つの国立公園

ポルトガル北部のペネダ・ジェレス国立公園では、原生の自然と人間社会が精妙に交じり合う。

文=トム・ミューラー  写真=ピーター・エシック

 ポルトガル北西部に位置するペネダ・ジェレス国立公園。ここは同国唯一の国立公園で、面積は700平方キロほど。山と渓流、大きな花崗岩に彩られている。米国の国立公園のような雄大で劇的な光景は望めないものの、ヨーロッパの西端に残る自然を味わうことができる。また、ここには石器時代から人間が住み続けており、現在の人口はおよそ1万1000人。こうした人間の歴史や営みも含めて、ペネダ・ジェレスはポルトガルにとって非常に大切な場所なのだ。

編集者から

 クレオパトラ、バグダッド、食の未来……。今月も、内容の濃い特集が多いですね。もう疲れた、と言って本誌を閉じる前に、ペネダ・ジェレス国立公園の写真でも眺め てみてください。特に、オメム渓谷の森の写真は、緑が目にやさしくて、ほっとひと息つけますよ。(編集T.F)

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