パッケージにも、チーズとこれを一緒にお皿に載せた、つまみ様の盛り合わせ例が出ている。いつの間にか誰かがチーズも用意してくれていたので、スライスしたチーズを“ゆべし”に載せてパクリ。「うまいっすよね」と、なぜか、男だてらにソフトクリーム大好きなノッポ隊員のツボにはまる。ふと気が付くと、小学生の息子さんも“ゆべし”にパクついている。いきなり、超ダークホースを当てた感じです。

 さて次に挑んだのが、グラブ・ジャムン。「世界で一番甘いお菓子」とミルザさんが胸を張ったアレだ。大きな缶の中には、透明なシロップにどっぷり漬かった丸い“ドーナッツ”が沢山入っている。これもみんなで一斉にほお張ると、「これは、脳にくる甘さだ~」と口に入れるなり、おやつ部長のうめき。

 みっちりとした目の細かい生地に、ぎゅっと押さえるととろりと垂れるほどシロップがしみ込んでいる。おやつ部長、和菓子の甘いものなら、相当なところまでいけるんですけどね。インド菓子の甘いのは、ちょっと苦手みたいです。

「え、でも私は好きですよ。甘くない生クリームと合わせると特にイケると思う」と、ナチュラル系の女子スタッフ、アサミさん。インド風サバランってわけですね。それ、おもしろいかも。

 このグラブ・ジャムン、生地に、どうやらインドお菓子の定番香辛料らしい、カルダモンが潜んでいるみたいです。この缶詰版は違うようですが、ウェブで色々なレシピを見てみると、シロップにもカルダモンを入れたものも多い。ローズウォーターを入れるように書いてあるものもあります。乙女♪ そもそも「グラブ」はバラ、「ジャムン」はフルーツの一種を意味するとか。シンプルな作りに見えるけど、技ありなんですね。今度は、作りたても食べてみたいです。

後編につづく

お店でも一番目立つ棚に多量に置いてあった「グアバペースト」。今回の試食で一番人気があったおやつのひとつです
グアバペーストの箱の中味はこんな感じです。小学生のボクもイヤそうじゃなく、パクパク
グラブ・ジャムン。甘いので冷た~くしたものも食べてみました。邪道かもしれませんが、隊員たちからは「冷えた方が高級感がある」という声も。作りたてを食べるとまた違うのかもしれません

メレンダ千春

海外に行けば、どこを見ずとも行くのはスーパーのおやつ売り場という、激甘から激辛まで味の守備範囲は360度のライター。最初の異国のお菓子との出会いは、アメリカに住む遠い親戚のおじさんが日本を訪れる度にお土産にくれた、キラキラ光る水色の紙でキャンディーのように包装されたチョコレート。ミルクの味が濃くて、おいしかったな~。インパクトのあるおやつを求めて、日々邁進中。

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