今日からWebナショジオ・インタビューに登場する伊勢谷友介さんへの取材は、実は2回行いました。なぜなら、最初にインタビューをした日が3月7日だったから。そう、東日本大震災の4日前です。

 インタビューの記事をお読みになればわかるとおり、リバース・プロジェクトの本質は震災の前後でもまったく変わりません。ですから、当初は3月7日にうかがったお話だけで十分だと考えていました。正直言って、映画にCMにと多忙を極める伊勢谷さんに、もう一度お時間をいただくのも気が引けました。

 しかし、被災地や福島第一原子力発電所の状況が少しずつ明らかになると同時に、リバース・プロジェクトがとった素早い対応を見て、「これはもう一度インタビューをしなければいけない」という想いがしだいに強くなりました。

 試しに、インタビューの録音を聞き返してみたところ、震災の話を抜きにしてはどこか遠い国の話のようにしか響きませんでした。東日本大震災がそれだけ大きな出来事だったことはご存じのとおりです。「人類が生き残るため」というテーマは変わらないけれど、このままでは記事が成立しない。そこで、もう一度時間をとってほしいと伊勢谷さんにお願いしたところ、二つ返事で快く引き受けてくれました。

 2度目のインタビューでは、伊勢谷さんは前にもまして気持ちをこめて語ってくれました。実際に被災地へ足を運び、体験した話にはやはりリアリティがあります。リバース・プロジェクトの活動に対する想いはいっそう強くなったようでした。

 第6回ロハスデザイン大賞2011ヒト部門を伊勢谷さんが受賞した理由は「地球にも社会にも前向きな生活を創造している」ため。震災後の活動も含めて、主にリバース・プロジェクトに対してのことでしょう。その伊勢谷さんが何を想い、どう行動し、これから何をしようと考えているのかについては、ぜひWebナショジオ・インタビューでお読みください。

(Web編集部S)