気仙沼高校の庄子英利校長先生(右)と千田健一教頭先生

 日経ナショナル ジオグラフィック社は5月17日、東日本大震災の被災地区である宮城県気仙沼市の県立気仙沼高校と同気仙沼西高校へ、読者から回収させていただいたバックナンバーを約100部ずつお届けしました。

 読者のお手元にある『ナショナル ジオグラフィック日本版』のバックナンバーを、高校や図書館などに寄贈するプロジェクト「バックナンバー リバース プロジェクト」の一環。同プロジェクトでは、今年1月27日から3月31日までのキャンペーン期間に、読者から引き取ったバックナンバー総計490セット、約4万4000部を、希望があった高等学校や図書館などに寄贈しています。時間がたっても古くならない内容のナショナル ジオグラフィックを、再活用してもらおうという趣旨です。

 第1弾は、東京都猪瀬副知事の支援で、都立高校に納本しました。3月11日の震災以降は、東北地域の学校にもぜひ届けて欲しいという読者からの声も多く、宮城県、岩手県の教育庁などと協議を進めています。そのなかで特に、気仙沼の両校は、小誌に対する関心も深く、是非にとのお声をいただき、いち早くお届けすることになりました。

 気仙沼高校では、庄子英利校長先生、千田健一教頭先生が、「世界の真実をビジュアルで見る楽しみを生徒に与えたい。どんな反応が出てくるか楽しみだ」と歓迎の言葉をいただきました。また、これをきっかけに、ナショナル ジオグラフィックの記事を使った授業の可能性など、小誌としても同校との関係を深めていきたいと考えています。

 ナショナル ジオグラフィック誌のミッションは、「Inspiring people to care about the planet」。読者の皆様の善意を、この志とともに、地震とそれに続く火災、さらに津波に襲われた気仙沼に届けることができました。

 同プロジェクトは、今後も引き続きより広い地域に、皆様から送られた貴重なバックナンバーをお届けしてまいります。