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世界の百年

- MAY 2011 -

帽子を見れば分かること

 1926年に撮影された、シレジア南部の女性たち。当時、シレジア地方はワイマール共和国(現ドイツ)の一部だったが、現在はポーランドに属している。写真のような帽子は、かぶっている女性の社会的地位や結婚しているかどうかを表していた。精緻な飾りのついた帽子は絹製で、金糸、銀糸、スパンコール、ガラス玉などがあしらわれた。しかし、流行とは廃れるもの。写真の裏にはこう書かれている。「こうしたシレジアの美しい帽子をかぶっているのは、いまや高齢の女性だけだ」

文=マーガレット・ザコウィッツ

写真=H. Goetz, National Geographic Stock

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