人類が初めて直面した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)については、謎が多いだけに、科学的に疑念を抱かせる情報が氾濫している。たとえば感染率ひとつとってみても、その数値や評価は様々だ。そこで、病原性や感染力、各種の検査、日本の感染状況、そして出口戦略などの様々な疫学的側面について、感染症疫学に詳しい中澤港教授に解説してもらおう。(文=川端裕人)
-
適切な専門家に聞く「新型コロナ」の読み解き方 2020年5月12日
-
新型コロナの厄介さと怖さを知る:2つの致命割合CFRとIFRとは 2020年5月13日
-
新型コロナ、年齢や持病など「重症化リスク」の真相 2020年5月14日
-
新型コロナの治療薬や「BCG仮説」で気をつけたいこと 2020年5月15日
-
新型コロナの広がり方:再生産数と「密」という大きな発見 2020年5月16日
-
新型コロナPCR検査の状況を読み解く「3種類の検査目的」 2020年5月17日
-
新型コロナの感染者はどのぐらいいるのか:検出率と抗体検査 2020年5月18日
-
新型コロナ、クラスター対策と「8割減」の本当の意味 2020年5月19日
-
「コロナ禍」はいつまで続く?:2022年終息説ほかいくつかのシナリオ 2020年5月21日
-
新型コロナ「接触通知アプリ」はどれほど有効なのか 2020年5月22日