――こんな路線図があったらいいなというようなものはありますか。

 イラストの入った子ども向けの路線図があったらいいなと思います。
 私が小さいときは、路線図を見ても駅名が漢字で読めなかったし、ただ色を楽しんでいただけでしたけど、その駅がある街の名所とか名産品とかがイラストで路線図に入っていたら、子どもでも楽しめるんじゃないかと思います。

 私は路線図から夢をもらったという思いがあるので、子どもたちにもイラストで路線図に興味を持ってもらえたらといいなと思うんです。

――イラストではないですけれど、この本『世界の美しい地下鉄マップ』に似たようなのがありましたよ。これだ。メキシコシティの路線図。

 ほんとだー! これは教会ですかね。駅のひとつひとつに違うマークが入っているんですね。

――たぶん、その駅周辺の観光名所やシンボル的なものを図柄にしたものでしょう。この本を見ると、日本では福岡市営鉄道の路線図が、駅ごとにシンボルマークを入れています。

 かわいいですね。こういうのいいな。見ていて楽しいし、海外から来た人もわかりやすい。ほかでもどんどんやってほしいです。

――少し話が変わりますが、鉄道好きには写真が好きな「撮り鉄」や、乗るのが好きな「乗り鉄」といった分け方があるそうですね。それで言うと、廣田さんはどういうジャンルになるんですか。

 私は車両のカラーリングや、車内のデザインに興味があるので、自分では「デザイン鉄」と言っています。まわりの人に「それは乗り鉄だろう」と言われるんですけど。

メキシコシティの路線図は各駅にまつわるイラストを使ったデザインがほどこされている。「世界の美しい地下鉄マップ」より
メキシコシティの路線図は各駅にまつわるイラストを使ったデザインがほどこされている。「世界の美しい地下鉄マップ」より
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