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――路線図と地図帳では、見る楽しさも違うもの?

 似ている部分もあるし、違う部分もありますね。路線図は「よくここまで」というくらい簡略化されているところが魅力で、地図はよりリアルな感じがあるところがおもしろいと思います。

 地形がわかるし、高さもわかるし、行ったことはなくても、行ったつもりになれて、夢があるなと思っていました。そこが路線図と地図を見る楽しみで似ている部分です。

 でも、やっぱり路線図は、点と点が結ばれている感じが好きです。点をつないでいくと、どこまでも行けるような気がするんです。

 それと、路線の色の意味ですね。

――路線の色には意味があるんですか。

 それぞれ、その色にした理由があるんです。

 たとえば、南北線はエメラルドグリーンです。路線図で見ると、ほかの路線の色との並びで「何でこの色を使うのかな」って感じがしたので調べてみたんです。

 そうしたら南北線はわりと新しい路線で、都心のオフィス街をつないでいるんですけど、沿線に日本庭園がいくつかあることから、この色になったみたいです。

――路線の色が、その路線のキャラクターを表しているんですね。

 そうなんです。ラインカラーって言うんです。

モスクワ(ロシア)の2016年の地下鉄路線図最新版。東京メトロのように路線ごとに色分けされている。Courtesy of MosMetro. 『世界の美しい地下鉄マップ』より
モスクワ(ロシア)の2016年の地下鉄路線図最新版。東京メトロのように路線ごとに色分けされている。Courtesy of MosMetro. 『世界の美しい地下鉄マップ』より
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