第57回 眠気の正体

脳を最も強力に覚醒させる神経伝達物質の一つであるヒスタミンは「結節乳頭核」から大脳に投射されている。「腹側外側視索前野」はその結節乳頭核の活動を抑え込むことで眠気(睡眠)を誘発する。アデノシンは自身が産生されたクモ膜下腔のすぐ近くにある腹側外側視索前野を活性化し、結果的に眠気をもたらす。なお、腹側外側視索前野は体内時計(視交叉上核)の影響も受けている。(画像提供:三島和夫)

【元の記事へ戻る】 【CLOSE】

ナショナル ジオグラフィック バックナンバー