第121回 コロナ禍ウシ年の睡眠“ニューノーマル”

皆様、明けましておめでとうございます! 本連載「睡眠の都市伝説を斬る」も7度目のお正月を迎えました。本年もどうぞお付き合いください。
第1回目からレギュラー出演しているトリ君、ヒツジ君、いつもありがとう。今年もよろしくね。今回は正月恒例の座談会です。
オメデトウございます! 最近は新型コロナウイルス感染症に加えて鳥インフルまで猛威を振るってるので、鳥業界的にはホント辛いんだけど、感染防護しながら頑張ります!
明けましておめでとうございます。昨年は新型コロナウイルス感染症に翻弄された1年でした。今年は平穏な1年でありますように。
本当にそう願いたいね。ワクチンが開発されたという朗報もあったけど、国内で接種が始まるのは早くても2月下旬以降というし、多くの人が免疫を獲得して感染が収束するにはまだ時間がかかりそう。最近新たに登場した変異株にも果たして効果があるのか? 体内にできた抗体がどのくらい持続するのか? など心配はまだまだ続きそうです。
コロナが心配で今年の正月は初詣にも行かなかったし、年始回りや友人との飲み会も無くなって、自宅に籠(こ)もってすっかり「食っちゃ寝」の寝正月をしちゃった。
行儀悪いですよ、トリ君。子どもの頃、「食べてすぐ寝ると牛になる」って叱られたでしょ。
まぁまぁ、感染が拡大してしまい外出や会食を控えるよう求められているから仕方が無いよね。それにしても久しぶりに聞いたね、その「伝説」。ちょっと強引だけど今年の干支と睡眠に話を展開する力量はさすがヒツジ君だね。
ねえ、先生。ホントなの? 「食べてすぐ寝ると牛になる」って説は?
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