(イラスト:三島由美子)
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 ヒツジ君、トリ君、明けましておめでとう! 本年もヨロシクね。

 おめでとうございます!

 冒頭から私事で恐縮ですが、昨年9月に12年余り勤めた東京の研究所を辞して母校の秋田大学の付属病院に異動しました。秋田は私の故郷でもあります。

 異動のことは昨年から著者紹介にも書いてありますよ。久しぶりの大学病院勤務は如何ですか。

 うん、研究所勤務の時も病院で診療をしていたのであまりブランクは感じないのだけれど、学生教育とか人事も含めた医局運営などは改めて大変だなぁーと実感しているよ。

 地方は医師不足も深刻だって聞くし、先生もさっそく苦労してるんじゃないの?

 そうなんだよ。私の医局は地方大学の割には比較的コンスタントに若手医師が入局(就職)してくれるのだけれど、ある程度キャリアを積んで中堅クラスになると、今度はご両親の介護で故郷に戻るとか、自分の専門性を生かせる病院を求めて秋田県から転出する医師もいて、なかなかマンパワーが充足しないんだよね。

  まぁ、先生もさまざま異動してキャリアを積んだのだから、温かく応援してあげてください。医師確保といえば、昨年は体力がある、大学病院に残って戦力となりそうなどという理由で男子受験生や同窓会子弟を優遇して不正合格させていたという事件がありましたね。

 とんでもない話だよね。医師としての力量に男女差が全くないことはどこの医学部教授も認めると思う。ただ、確かに女性医師は妊娠出産育児のため一時的に仕事から離れなくてはならない場合があります。でもこれは病院に限った話ではなく、どのような企業でも人事システムに組み込んでやり繰りしているよね。

 医療の世界ではそれができないの?

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