「海のハンター展」に行ってみた。初公開のホホジロザメは大迫力、写真16点

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「浅海」で異彩を放っていたのはやはりこれ。シュモクザメです。左がアカシュモクザメ、右がシロシュモクザメ。目が離れている顔は一般に癒し系と言われているそうで、サメには珍しく、シュモクザメも特に腹側から見ると癒されそう。会場に足を運んだら下から覗いてみてください。

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 そして、展示室の一番奥に光り輝く大きな水槽が。遠くからでもわかる圧倒的な存在感。近寄るとアノ映画のBGMが確かに聞こえます(脳内で)。

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 日本初公開、全長3.2メートル、体重320キロのホホジロザメの大変貴重な液浸標本です。高速で泳げるマグロのような巨体と比べると、意外なほどの小顔ですが、迫力は満点。表情のない黒い目はいかにも不気味で、飛び出た顎に並んだ鋭い三角の歯を見れば恐怖感がいや増します。

 今回の特別展のためにつくった標本で、色も肌の質感も実にリアルでした。標本を作った沖縄美ら島財団総合研究センターの佐藤圭一さんによれば、ホルマリンに浸かっているため、だんだん色が抜けて白くなるそうです。特別展の期間なら大丈夫とのことで、今のうちにぜひ!

「大海原のハンター」のコーナーはこれでおしまい。次は解説もとても興味深い「海のハンターたちのテクニック」と「ヒトも海のハンター」です。どれも面白くていろいろ紹介したいところですが、話がますます長くなるので、攻撃法、防御術、そしてヒトとの関わりのそれぞれについて、独断と偏見でイチオシをピックアップしてみました。