ロシアが、開発中の新型コロナワクチンを承認したと発表した。これに対し、米国でコロナ対策をけん引するファウチ氏は、「重大な懸念」を表明した。
全く症状の出ない人はどれだけいて、なぜなのか。遺伝子のおかげか、若さのおかげか。難題は多いが、感染抑制に大きく影響しうる「無症状」について競うように研究が進められている。
新型コロナ感染症 1枚の写真がインドネシアや世界に与えた衝撃
プラスチックシートに包まれたCOVID-19で亡くなった犠牲者の写真―隠しておきたい事実をインドネシア国民に突きつけた。
新型コロナ、なぜこんなに嗅覚障害が多いのか、回復の見込みは?
新型コロナで入院した患者の34~98%に嗅覚障害があったという症例報告や、PCR検査で陽性になった人は陰性より27倍も嗅覚障害が多かったという報告がある。多くは数週間以内に回復するが、長期的に嗅覚を失う患者がいるかどうかはまだわからない。
世界中で開発が急がれるコロナワクチンの中から、最終段階である第3相臨床試験まで到達し、期待を集める先行組を紹介する。
第一波では感染者が急増し、これまでに3万人が亡くなったフランス。市民は今、第二波の不安と向き合いつつ、新たな夏の日常を取り戻そうとしている。
英国のオックスフォード大学が製薬会社アストラゼネカと共同で開発した「ChAdOx1」の臨床試験が、ブラジルで5000人の被験者を対象に始まった。WHOの主任科学者が5月に最も研究が進んでいるコロナワクチン候補と発言していた。
米モデルナ社が開発するワクチンが第3相試験に入った。mRNAワクチンの働きと、同社ワクチンの現状について解説する。
トリアージの目的は、できる限り多くの人々に最善の治療を行うことだが、コロナウイルスが蔓延する中、この原則をどう守っていくのか、医療従事者は苦しい選択を迫られている。
新型コロナウイルス感染症の流行が収まった後も、今回のパンデミックで得た教訓を忘れずにいられるだろうか?
老化した免疫系に新しいことを教えるのは難しい。それがCOVID-19ワクチンの開発を複雑にしている。
現在広がっている新型コロナウイルスは、当初のものから変異したタイプで、感染力が強まっている可能性があるとの論文が発表された。どれほど恐れるべきか、専門家に聞いた。
新型コロナワクチンの製造に伴いカブトガニの需要が増え、個体数の減少と生態系への影響を懸念する声があがっている。
米国をはじめ、感染者数が再び急増している国では、現在と同じ対応をしていては夏から秋にかけて恐ろしい事態になると疫学者らが憂慮している。
米国に暮らす合法なインド移民である筆者は、いつもこう思っていた。家族が彼女を必要とすれば、インドに戻ることができると。コロナウイルスで渡航禁止になるまでは。