問題

Q:森林火災を防ぐため、オーストラリア先住民の人々が復活させた伝統的手法とは?

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答えは『火入れ』

解説

オーストラリア北部の乾期は、4月から7月までの前半は気温が低く、地面に湿気が残っています。また、この時期は植物も水分を含み、風が弱く気温が低いため、火をつけても火勢は弱く、狭い範囲にとどまります。あらかじめ軽く燃やしておけば、乾期後半に発生する森林火災の被害が抑えられ、消火できる可能性が高くなるのです。火をもって火を制する発想は昔からあり、温暖化で森林火災の頻度も勢いも増すなか、世界中の森林管理の専門家は火災を管理する伝統的な手法への回帰を呼びかけています。

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