6月16日は世界ウミガメの日。世界にはどんなウミガメがいて、どんな生き方をしていて、どんな問題に直面しているのか、ナショジオのウミガメの記事を眺めながら、絶滅の危機にあるこの動物たちに思いを馳せてみよう。

 ウミガメは世界に7種いて、うち6種が国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅の危機にあるとされている。ちなみに残りの1種ヒラタウミガメについては、データ不足のため危機の度合いがわかっていない。

 最大のウミガメはオサガメ。体重は最大で900キロにも達する。唯一、硬い甲羅が発達していないウミガメだ。まずは、ナショジオ動物図鑑に載っている6種とウミガメギャラリーを紹介しよう。

  • オサガメ

    深刻な絶滅の危機にある生物の1つで、爬虫類の遺物ともいうべきオサガメ。1億年以上も前から地球上に生息している。

  • アカウミガメ

    アカウミガメは、硬い甲羅を持つカメの中で最大(オサガメはアカウミガメよりも大きいが、甲羅が柔らかい)、頭が大きく、強いアゴと赤褐色の背甲を持つ。

  • アオウミガメ

    アオウミガメは、幅広で平坦な甲羅を持つ重量のある大型のウミガメである。世界各地の熱帯や亜熱帯の沿岸地域に生息し、陸に上がって甲羅干しをすることでも知ら…

  • タイマイ

    タイマイの英語名「Hawksbill(タカのクチバシ)」は、鳥のクチバシのような先のとがった頭部の形状に由来する。

  • オリーブヒメウミガメ

    ウミガメの中では小型。メスは1年に1度だけ群れを成して、自分が生まれた海岸に戻ってくる。この現象は「アリバダ」と呼ばれ、カメが大群で上陸して産卵する。

  • ケンプヒメウミガメ

    ケンプヒメウミガメは、世界で最も深刻な絶滅の危機にあるウミガメだ。

  • ウミガメギャラリー

  • ギャラリー:世界のウミガメ 写真14点

    世界各地で撮影されたウミガメの写真を紹介します。

  • ギャラリー:守りたい! 世界の美しいウミガメ、写真10点

    現存する7種のすべてが困難に直面しているウミガメだが、保護活動の成果も上がっているようです。ウミガメの回復のために、私たちには何ができるでしょうか?

  • ウミガメの生態と研究成果

     ウミガメたちはどんな暮らしを送っているのだろうか。とても長距離の移動をして、産卵場所へ戻ってくることが知られているが、よくわかっていないことも多い。続いて紹介するのは、生まれ故郷に戻れる理由から、一斉産卵「アリバダ」の映像、そのほか最新研究まで。

  • カメはホントに長生きか?

    ことわざに「鶴は千年、亀は万年」とあるように、昔から日本ではカメは長寿のシンボルとされてきた。カメは本当に長生きなのだろうか。

  • ウミガメが生まれ故郷に戻れる理由

    ウミガメは地磁気の刷り込みによって生まれ故郷に戻ることがわかった。

  • 【動画】壮観!無数のウミガメが海に、一斉産卵へ

    中米コスタリカのオスティオナル国立野生生物保護区では、毎年、何万匹ものウミガメが産卵のために到来する「アリバダ」という現象が見られる。

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  • 【動画】一斉産卵するウミガメ、ジャガーが食べる

    コスタリカの海岸で、数千匹のウミガメが一斉産卵のために上陸する「アリバダ」。撮影クルーがウミガメを捕食するジャガーの姿を追った。

  • 【動画】ウミガメの子、毒もつクラゲを食べる

    オーストラリア、グレート・バリア・リーフの海で、ウミガメの子どもがクラゲの触手に豪快にかぶりつく姿が撮影された。毒による害はないのだろうか。

  • 【動画】蛍光に光るウミガメを発見、世界初

    蛍光色を放つウミガメが見つかった。近年、蛍光に光る魚やサンゴ、貝の発見が相次いでいるが、爬虫類でこの能力をもつものが見つかったのは初めて。

  • ウミガメの背に10万もの生物がヒッチハイク、研究

    広大な海を回遊するウミガメは、たくさんの「旅のお供」を連れていた。線虫や甲殻類の幼生など、微小な水生生物が100種類以上、甲羅の上に乗り込んでいたのだ…

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  • 脅威にさらされるウミガメ、どう守る?

     ただし、ウミガメの将来は決して安泰ではない。密猟や気候変動など数々の脅威にさらされている。ウミガメに迫る危機とその対策を紹介しよう。

  • 【動画】鼻にストローが刺さったウミガメを救助

    南米コスタリカでヒメウミガメの調査をしていた研究者グループが先日、鼻にストローが刺さった個体を発見、救助した。

  • 【動画】ウミガメ300匹超が大量死、メキシコ沖

    メキシコ南部の海で、300匹を超えるヒメウミガメが大量死しているのが発見された。海に流出した漁網に絡まったと考えられる。

  • ウミガメの卵、1万9000個を押収

    7月16日未明、大規模な違法取引シンジケートに対する取り締まりを強化していた警察が、マレーシアの海岸で採取されたウミガメの卵、1万9000個を押収した…

  • ウミガメの「ニセ卵」で密売組織を追跡できるか

    彼女はウミガメが産み落とした卵の山に、GPS発信器を仕込んだ模型の卵を混ぜた。卵を盗みにきた連中が本物と一緒に持ち去るように…。

  • 温暖化でウミガメの99%がメスに、オーストラリア

    世界最大のアオウミガメ繁殖地であるグレート・バリア・リーフでの異変が明らかになった。世界規模の問題の恐れもある。

  • 【動画】謎多きアオウミガメを守れ、科学者の闘い

    生息数も不明で、世界で最も謎が多いウミガメ個体群の1つ、中東のアオウミガメたちを保護するべく、科学たちが生態調査に立ち上がった。

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