ハッブル望遠鏡 50の傑作画像 その4

銀河の拡大鏡

天文学者はエイベル383銀河団を利用して、ビッグバンのわずか9億5000万年後に生まれた銀河を発見することができた。2011年にハッブル宇宙望遠鏡が撮影したこの画像では、問題の銀河は真ん中の明るい銀河のすぐ上に、小さくぼんやりした点として写っている。この銀河は「重力レンズ効果」を利用して発見された。エイベル383銀河団の非常に強い重力が周囲の時空を歪め、これが巨大な拡大鏡のような働きをすることにより、銀河団の後方にある天体からの光が曲がったり、増幅されたりしているのだ。NASA, ESA, J. Richard (Center for Astronomical Research/Observatory of Lyon, France), and J.-P. Kneib (Astrophysical Laboratory of Marseille, France). Acknowledgment: M. Postman (STScI)

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