第131回 細長いツノゼミ、ポリグリプタ

ポリグリプタの1種(カメムシ目:ツノゼミ科:Smilinae亜科)のメス
A female treehopper, Polyglypta cf. dorsalis
正面上から見たところ。ポリグリプタ・ドルサリスという種のようだが、正確には確認できていない。ツノゼミの右下のアリは植物の蜜腺(蜜を出す器官)に来ていただけで、ツノゼミには見向きもせず横を通り過ぎていった。
体長:約10 mm 撮影地:モンテベルデ、コスタリカ
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 このページでは、これまで12年近く撮りためてきたポリグリプタ属のツノゼミの写真の一部をご覧ください。次のページは、 ハシゴを登り降りする<今週のピソちゃん>です。

ポリグリプタの1種のメス
A female treehopper, Polyglypta cf. dorsalis, checking its host plant for oviposition site
食草の茎から葉、葉から茎へと飛んだり歩いたりして、産卵場所を確認するために移動しているところ。先日この植物を確認しに行ってみると、葉の裏で葉脈に産んだ卵を抱いていた。そして小さな赤ちゃん幼虫たちも出てきていた。
体長:約10 mm 撮影地:モンテベルデ、コスタリカ
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左の写真はポリグリプタの1種のメス、右の写真は葉の裏にいるオスとメス
A female treehopper, Polyglypta sp. (left photo), and male and female (right photo)
メスのツノの両端は黄色く、中央部分がクリーム色に焦げ茶色の模様が入っている。オスは黒に鮮やかな黄色の模様だ。ポリグリプタを研究していた後輩もこんな種は見たことがないと言う。
体長:約10 mm 撮影地:モンテベルデ、コスタリカ
ポリグリプタの1種のメス
A female treehopper, Polyglypta sp.
コスタリカの最高峰のチリッポ山へと向かう登山口、標高約1200メートル付近で見つけた。上の写真のメスに似るが、同じ種なのかどうか定かではない。ツノの赤い点はタカラダニの幼虫。
体長:約10 mm 撮影地:サン・ヘラルド・デ・リバス、コスタリカ
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ポリグリプタの1種
A treehopper, Polyglypta sp.
後方に伸びるツノの先が細く突き出たようになっているのと、ツノの筋の入り方が、これまでに出会ってきたポリグリプタとは違う感じだ。このポリグリプタを見ていると、なぜか「サメ(鮫)」を連想してしまう。
体長:約10 mm 撮影地:サン・ラモン、コスタリカ
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ポリグリプタの1種のメス
A female treehopper, Polyglypta sp.
飛ぶ瞬間、翅を少し広げたところ。宇宙へ飛んでいくロケットのように見える。白いどんぶりに入れて真上から撮影。
体長:約10 mm 撮影地:サン・ホセ、コスタリカ
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