第110回 祝!申年!コスタリカからクモザル登場

コラスポイデス・ベイツィ(甲虫目:ハムシ科:サルハムシ亜科)
An oval leaf beetle, Colaspoides batesi
トリキリア・ハバネンシス(Trichilia havanensis)というセンダン科の植物を食べる。幼虫を見たことがないので、おそらく地中で根を食べて生活しているのだろう。
体長:7 mm 撮影地:モンテベルデ、コスタリカ
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 上の写真は、甲虫サルハムシの一種。サルに似ていないのに、何でサルハムシ?と思いながらフェイスブックに写真を載せたところ、耳寄りなコメントをいただいた。

 サルはサルでも、京都の「くくり猿」というお守りの丸い姿に似ていることからその名前がつけられたそうだ。早速ネットで検索。なるほど、似ている! 紹介する2種は、モンテベルデの家の前にすんでます♪

 ついこの間、飼育できたチューバッカ似?のガもどうぞ。

コラスピス・サンホセアナ(甲虫目:ハムシ科:サルハムシ亜科)
An oval leaf beetle, Colaspis sanjoseana
毛深くトゲの生えているナス科の植物でよく見かける種。写真は、ナランヒージャ(Solanum quitoense)の若葉に囲まれて交尾をしているところ。
体長:約8 mm 撮影地:モンテベルデ、コスタリカ
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映画『スター・ウォーズ』に登場するチューバッカに似ていないだろうか? 言い換えると、チューバッカがガに似ている?(笑)
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エウクレア・メソアメリカナ(鱗翅目:イラガ科)
A limacodid moth, Euclea mesoamericana
上のガを横から見たところ。イラガの一種でグリーンの模様が特徴。朽ちかけた枯れ葉に擬態しているようだ。
前翅長: 15 mm 撮影地:モンテベルデ、コスタリカ
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西田賢司

西田賢司(にしだ けんじ)

1972年、大阪府生まれ。中学卒業後に米国へ渡り、大学で生物学を専攻する。1998年からコスタリカ大学で蝶や蛾の生態を主に研究。昆虫を見つける目のよさに定評があり、東南アジアやオーストラリア、中南米での調査も依頼される。現在は、コスタリカの大学や世界各国の研究機関から依頼を受けて、昆虫の調査やプロジェクトに携わっている。第5回「モンベル・チャレンジ・アワード」受賞。著書に『わっ! ヘンな虫 探検昆虫学者の珍虫ファイル』(徳間書店)など。
本人のホームページはhttp://www.kenjinishida.net/jp/indexjp.html