第3回 親子で踏みしめた南極の大地

――マイクさんのサイトに、そのときの動画がありますね。ペンギンと一緒のスキーはどうでした?

リリアナ とても素敵。夢がかないました。ペンギンもアザラシもたくさんいて、写真を撮ろうと近づいても逃げないんです。

マイク 人間を捕食者だとは思っていないので恐れないんだ。

――そのときの映像を見ましたが、リリアナさんと一緒にスキーをしているとき、マイクさんはウマのマスクをかぶっていました。あれはどんな意味があるのですか。

マイク 2014年がウマ年でしたから。

――干支の動物のマスクをかぶるのですか。

マイク これから岩壁に挑むぞとか、登頂に成功したときなどに、干支のマスクをかぶって写真やビデオを撮っています。日本の友人の影響です。1997年に一緒にアラスカのマッキンリーに登ったとき、彼は山頂でトラの着ぐるみを着て写真を撮ったんです。1998年がトラ年なので、翌年の年賀状用にその写真を撮ったらしい。

 大笑いしたけれど、人生楽しまなくては、子どもの心を忘れてはいけないと思いました。それがすごく印象に残って、干支のマスクをかぶるようになったんです。

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その年の干支のマスクを被るのがマイクのお約束。ひつじのマスク2人組はリベッキー兄弟 photo by Mike LIbecki