第3回 親子で踏みしめた南極の大地

――親子で一緒に南極へ行ったのは、昨年ですね。どちらが持ちかけたのですか。

マイク 彼女が言い出したんです、南極へ行きたいと。

リリアナ 私が幼稚園のとき、父がクラスで南極に行ったときの話をしてくれたんです。そのとき、ペンギンの群れをバックにスキーをしている父の映像を見て「私も行きたい。ペンギンと一緒にスキーがしたい」と思い、父にそう言いました。

マイク 幼い子の言うことなので、最初は深く考えていませんでした。小学生になってからも行きたいと言うので「いいだろう」と。ただし、南極へ行くにはいろいろと準備が必要だよと言いました。娘は、2歳からスキーをしていたけれど、改めてトレーニングもしました。

――どんなトレーニングをしたのですか。

リリアナ スキーで斜面を上る練習、雪崩の危険と安全確保の方法も教わりました。それから「学校の成績が良くなかったらダメ。オールAを取らないと連れて行かない」と言われたので猛勉強しました。

親子で挑んだ南極大陸。リリアナはこの時11歳。史上最年少で南極をスキーしたことになるという photo by Mike Schirf
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