ドイツのヒトラー、イラクのフセイン、チリのピノチェト、ザイールのモブツ・セセ・セコ、キューバのカストロといった歴史上、独裁者として名を残した者たちに共通点はあるのだろうか?彼らの生い立ちから権力を握るに至る過程を、時代背景も織り交ぜ比較する。また、独裁者たちが実行した残忍な手法や策略の共通点、発展させるはずの国家を自ら崩壊させた実態を元CIA諜報員やノンフィクション作家の解説を交え、紐解いていく。

■ニカ国語
■60分×3話

一部のエピソードをご紹介

「台頭」
 アドルフ・ヒトラー、サッダーム・フセイン、アウグスト・ピノチェト、モブツ・セセ・セコ、フィデル・カストロが、自らの進む道を権力に見出す過程を描く。暴力的で影響力を持つ人間が権力の座に就くのは簡単ではないが、彼らの通った道はよく似ている。経済危機に対して安定を求める世間の抗議を利用し、共通の敵を定め、政府を倒し、行動計画を推し進めた。苦境を打破するにはそれしかないと、独裁者になる者は主張するのだ。

「絶対的権力」
 独裁者は権力を握った途端、絶対的な権力を目指し、市民を黙らせ、役人に忠誠心を持たせるために恐怖やプロパガンダ、投獄や拷問、謀殺といった策を講じる。これは権力の座を強化するために必要な協力体制の構築にも役立つ。ヒトラーは民主主義的な制度を廃止し、フセインとモブツは力を誇示するために国際的な同盟を結ぶ。ラテンアメリカの独裁者たちは協力し合い、自国で独自の行動計画を推進するために軍国主義的な政権を作った。

★「独裁者の製造マニュアル」の詳細は番組ページをご覧ください。 (外部サイトへリンクします。)

2019/04/12 更新