本書の内容
今日、自己啓発は数十億ドル規模の世界的な産業となった。だが、自己啓発は今に始まった現象ではなく、長い歴史の積み重ねがある。何千年もの間、哲学者や賢者、神学者たちが、良い人生とは何かを考え、それを実現するための戦略を練っていた。
著者アナ・カタリーナ・シャフナーは、自己啓発の核となる考え方を10パターンに整理し、それらが文化や時代を超えてどのように進化してきたのか、そしてなぜ今も私たちの心に響き続けているのかを明らかにする。
目次
はじめに
自分を向上させたいという欲求
第1章 自分を知る
第2章 心をコントロールする
第3章 手放す
第4章 善良になる
第5章 謙虚になる
第6章 シンプルに生きる
第7章 想像力を働かせる
第8章 やり抜く
第9章 共感する
第10章 今を生きるv
あとがき
謝辞/注釈/索引
本書のサンプル
著者紹介
アナ・カタリーナ・シャフナー
英国のケント大学で文化史を教える教授。文芸評論家、小説家でもある。