本書の内容

今から何千年も前のメソポタミアに、ウル、ニネヴェ、バビロンなど高度な文明を持った都市が誕生した。本書はメソポタミアに限らず、エジプトや地中海、アジア、南北アメリカ大陸など世界各地で発生した人類最初の都市について、豊富な写真やイラストを使って解説した書である。もはや見ることも訪れることもできない失われた古代都市が、どのようにして発生し、どのような文明を生み出していったのかを、わかりやすく説明している。

とりわけ、都市や国家の興亡史だけでなく、最近の考古学的発見によって明らかになった、当時の市民生活に関する新発見が多く紹介されていて興味深い。例えば、遺伝子解析の進歩により、当時の人々の化石化した歯垢から、食生活がつぶさにわかるようになってきたという。為政者や権力者たちの歴史だけでなく、民衆の目線で数千年前の世界を再現してゆくことができる楽しい歴史ガイドブックである。

目次

INTRODUCTION
再発見された都市

●CHAPTER 1 最初の都市
 メソポタミア
●CHAPTER 2 古代の王朝
 北アフリカと西アフリカ
●CHAPTER 3 地中海の宝石
 南ヨーロッパと小アジア
●CHAPTER 4 東洋の起源
 アジア太平洋
●CHAPTER 5 新世界の黎明
 南北アメリカ大陸

図版クレジット

サンプル画像

古代の都市 最新考古学で甦る社会 サンプル画像①
古代の都市 最新考古学で甦る社会 サンプル画像②

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