本書の内容

断崖絶壁寺院、共産主義の理想都市、閉鎖された地下水生態系など、普通とはちょっと違う場所を世界中から45カ所集め、「地図」「写真・イラスト」「テキスト」でそれぞれの場所の成り立ちや発見などの意外な起源を伝える。それぞれの場所について、「地図」は地球上のどの辺りにあるかを示す大ざっぱなものと、現地の詳細なものの2種類を記載。「写真・イラスト」では現在の姿をビジュアルで見る。「テキスト」はその場所をめぐる歴史の物語をわかりやすく解説する。

目次

■偶然見つかった場所

マデイラ諸島(竜血樹の島)
デリンクユ地下都市(2万人が暮らせる複合施設)
タイタスビル(ワセリン発祥の地)
死海文書の洞窟(二十世紀最大の考古学的発見)
カホキア墳丘(アメリカ先住民が築いた大遺跡)
ポンペイ(火砕流に飲まれた古代都市)
フライガイザー(偶然できた間欠泉)
ガラパゴス諸島(進化論の地)

■奇妙な起源を持つ場所

ジョージア植民地(理想の町への執念)
シュメイナス(再建の屋外壁画)
バズルジャ・モニュメント(共産党の勃興と衰退)
フリータウン(解放奴隷の居住地)
フレッシュキルズパーク(新鮮な水を取り戻す)
フォートハウス(崩壊した要塞)
チェスシティ(為政者の道楽)
フォードランディア(フォードの街)
ギブソントン(個性的なキャンプ場)
ノヴァ・フタ(共産主義の理想都市)

■無計画につくられた場所

ネフト・ダシュラリ(洋上に人が暮らす町)
マンシェット・ナセル(ごみの町)
カレタ・トルテル(チリのベネチア)
ジャイサルメール要塞(現役の要塞都市)
ジャスト・ルーム・イナフ島(川の中の別荘地)
シュピーゲルハルター宝飾店(庶民の偉業)
モネンバシア(壁の向こうの神秘)
ウロス島(湖の浮島)
バンディアガラの断崖(独創的な建物)
コロワイ族のツリーハウス(樹上の家)

■洞窟のような場所

ラスコー洞窟(躍動する洞窟)
懸空寺(天上界を体現)
マトマタ村(「スター・ウォーズ」の舞台)
シェル・グロット(謎めいた洞窟)
クーパー・ペディ(地下の住民)
モビル洞窟(隔絶された生態系)
石化の泉(石にされたテディベア)
青ヶ島(カルデラで暮らす住民)

■偶然が生んだ場所

張掖丹霞地貌(万華鏡のような絶景)
スロープポイント(風が生んだ景色)
グラスビーチ(ごみの宝石)
ヒリアー湖(ピンクの湖)
グリューナー湖(湖の底の不思議)
猫島(猫に会える観光地)
大ツィンギ(歩けない場所)
国営ひたち海浜公園(見渡す限りの花)
カンフランク駅(山のタイタニック)

本書のサンプル

あの場所の意外な起源 サンプル画像①
あの場所の意外な起源 サンプル画像②
あの場所の意外な起源 サンプル画像③

著者紹介

トラビス・エルボラフ
作家、文名評論家で、『オブザーバー』紙や『ガーディアン』紙の定期寄稿者。車体の後部がデッキになっているルートマスター・バスの歴史を描いた『The Bus We Loved』、ビニール製レコードへの賛歌『The Long Player Goodby』等の著書がある。そのほか、英国の有力紙誌やBBCラジオなどで活躍中。1971年生まれ。