本書の内容
人体切断、縄抜け、降霊会、死者や超自然との対話、エクトプラズム、ポルターガイスト、こっくりさん、念写、超能力、錯視……私たちを魅了する奇跡と奇術は表裏一体だ。
本物の魔法だと信じられていた初期の奇術が、洗練された舞台芸術として確立するまでを、詐欺師とマジシャンのスリリングな攻防を軸に解き明かす。
元マジシャンであり心理学者でもある著者が、人の心理を巧みに誘導し、手技を自在に操る鮮やかな手法を語る。
オカルトブームを盛り上げた様々な道具のほか、名だたるマジシャンが使用した道具など、貴重な図版を豊富に収録。
目次
イリュージョンへの招待
第1幕 初期の催眠術と心霊現象
第2幕 マジックの巨匠たち
第3幕 心霊研究家
第4幕 超心理学者
第5幕 錯覚の心理学
終幕
あとがき
参考文献/図版出典/索引
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読者の声
- 目で見た情報は、脳で処理される際に、様々な要因(経験、思い込みなど)によって変化するということに驚きました。(51歳、男性)