本書の内容

人間の脳に関する「100の謎」を、学習、知能、意識、情動、加齢の5つのテーマに分類して、豊富な写真・イラストとわかりやすい文章で説明している。
人間の脳は900億個ものニューロン(神経細胞)で構成された数兆個の神経接続からなる、きわめて複雑な構造物だという。私たちの学習や記憶は、いったいどのようなメカニズムで行われているのだろうか。光や音、温度や触覚といった外部刺激から、人間はどのようにして世界観を作り上げているのだろうか。そして意識とは何か、喜びや悲しみ、不安などの情動はどのように形成されるのか。
脳にまつわるさまざまな謎と疑問に答えるとともに、最新の医療現場で行われている、加齢や病気による機能障害への対処についても詳しく解説している。

まえがき
第1章 学習と脳ーー脳細胞、神経伝達物質、成長する脳、記憶、記憶の種類、あてにならない記憶、言語、機能障害、知能
第2章 知覚と脳ーー目から脳へ、色を知覚する、音を聞く、嗅覚と味覚、触覚、統合、動作
第3章 意識と脳ーー「意図」は幻想である、自覚と無自覚、サイクル、睡眠の謎、夢見る脳、変性状態
第4章 情動と脳ーー目は口ほどに物を言う、情動のマッピング、情動の理解、情動の良い側面、情動の悪い側面、感情と意思決定
第5章 加齢と脳ーー数字を記憶する、変化する感覚、記憶と学習、病気への対処、アルツハイマー病、新たな可能性、ネットワークで繋がれた心